成長ホルモン分泌刺激試験の結果[アルギニン]

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ちゅきさん低身長につき、ちゃんと成長ホルモンは出ているのか?という事で「成長ホルモン分泌不全性低身長症」の検査を受けました。
▼検査の様子はこちら

成長ホルモン分泌刺激試験

低身長の検査に行く

2017.09.09

「成長ホルモン分泌刺激試験」は、絶食で病院に赴き、成長ホルモンが出るきっかけとなる薬剤を投与。
ちゃんと成長ホルモンが分泌されているか採血で調べる、というものです。

インスリン、アルギニン、グルカゴン、クロニジン、Lドーパ、GHRP‐2

この薬剤のうち2種類以上でホルモン欠損が認められたらホルモン治療する事になります。
最初は「アルギニン」の検査を行いました。

検査の結果が出ましたので、ご報告です。

「成長ホルモン分泌刺激試験」の結果の見方

成長ホルモン分泌刺激試験

成長ホルモンが6ml以上分泌されれば「正常」下回れば「ホルモン欠損」という事になります。

ちゅき君の結果がこちら↓↓

成長ホルモン分泌刺激試験
結論で言えば、90分後に7.57ml分泌されているので、「正常」です。
ホルモン注射を打ったりする治療の対象にはなりません。

この結果を見た病院の先生の第一声。
「うわ、微っ妙~!中途半端やなー!」

だいたい平均値が10ml、多い子は20mlくらいは出るらしいので「微妙に成長ホルモンの出が悪い」という状態ではあるそうです。


「微妙に成長ホルモンの出が悪い子」は「背が低いまま大人になる」という可能性が高くなります。
(※成長期にグっと伸びる事はありますが)

医師や親の考え方によるのですが「望む検査結果が出るまで、何度でも検査を続ける」という人もいるそうです。
このホルモン検査の値、その日の体調でけっこう上下するらしいんですよ。
とにかく「2回」6mlを下回ればホルモン投与治療が出来るわけなのでね…。
ホルモン投与すると1.5倍のペースで背が伸びるらしいです。
長い人生、低身長で生きるよりは「今がんばろう」という気持ちも分からんでもないですね。

最低2回は検査をするので、まだ検査は続くのですが…次も正常範囲だったら「1年くらい経過観察にしましょう」という事になりました。
やっぱり点滴かわいそうだから…。

▼次の記事へ

「成長ホルモン分泌刺激試験」

低身長の検査に行く2「インスリン」

2017.10.06

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発達障害と低身長

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