ちゅきさん、3回めの「成長ホルモン分泌刺激試験」、今回は「クロニジン(カタプレス)」です。
インスリン、アルギニン、グルカゴン、クロニジン、Lドーパ、GHRP‐2
この薬剤のうち2種類以上で成長ホルモン欠損が認められたら「成長ホルモン分泌不全性低身長症」という事になります。
さて、今回の「クロニジン」、血圧を下げる薬です。高血圧症の人が使います。
血圧が下がると成長ホルモンが出るらしい。不思議ですね~。
クロニジンは粉薬(経口投与)でした。
上手に薬が飲めて、看護師さんにも褒めてもらったのですが…15分後くらいから、ちゅきに異変が…。
眠いんです。
5歳にもなるのに、抱っこをせがみます。抱っこすると2秒くらいで眠りそうになります。
寝ると検査結果がおかしくなるので(睡眠時にも成長ホルモンが出るので、正確な値にならない)、再検査になってしまいます。…ちゅきは寝起きの悪いタイプで…起こすたびに泣き叫んで怒ります。そんなに大声出したら目も覚めるだろ?と思うんですけど、泣き叫んだ数秒後には、また寝ようとします。
そんなこんなの2時間でした…親もぐったり……。
そして検査から1週間後…結果が出ました。
成長ホルモン分泌刺激試験 結果 クロニジン(カタプレス)
はい~、成長ホルモン出ました。正常値です。
1回目「アルギニン」・・・〇 正常範囲
2回目「インスリン」・・・× ホルモン欠損
3回目「クロニジン」・・・〇 正常範囲
という事で、お医者さんと相談して一旦検査はお休みする事になりました。
「ホルモン欠損が2回出るまで何度でも検査をする」という方もいらっしゃるらしいのですが、まだうちの子は小さいので、焦るのは止めようとアドバイス頂きました。
第二次性徴の頃(中学生くらい)で骨が閉じる(?)らしく、ホルモン治療はそれまでなら有効らしいんです。
経過観察のポイントとしては「1年に6センチ程度伸びるか」だそうです(5歳男児の場合)。
ちゅきの骨のレントゲンを見た感じだと「単に成長がゆっくりなだけ」な印象があるので、大二次性徴も遅く来て、スルスルと伸び続けるかも…というお話でした。
現時点では「成長ホルモンが分泌されない病気」ではないという事に。
ただ、やっぱり背が伸びなくて平均身長から離されていく一方だったら、1年後くらいにまた再検査しましょう、という話になりました。
成長ホルモン治療って毎日注射するらしいし、ものすごいお金も掛かるらしいので…できれば自力で大きくなりたいよね。
頑張って食べよう!寝よう!
結局そこが結論か~~(汗)
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