自閉症劇場

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以前、専門家の先生から聞いて、すごく腑に落ちた言葉があります。
「自閉症の子は、自分の劇場を持っている」

つまり、自分が主役で演出家でもある劇場の中で暮らしていて、身近な人は自分劇場の配役だそうです。
だから思い通りに動いてくれないと怒るのです。
なにかに熱中している時は他の指示には従えないのです。

自閉症劇場

「自分劇場」
ちゅきはワガママを言ってるんじゃないんだね。
そりゃぁ演出家だったら、思い通りに動かない脇役には腹が立つよね。
幕が開いて上演中なのに、「おもちゃを片付けろ」なんて言われても従えないよね。
他人から見たら優先順位がおかしかったり、気持ちの切り替えがあまりに下手だったりするけど、いま正に上演中なら、カーテンコールが終わるまでは、こっちの世界に帰って来られないよね。

自閉症の子の多くは、「他人には別の人格があって、別の考えで生きている」という事を知らないそうです。
ママは「ママ」だと知っているけど、自分と別人格であるという事は分からないそうで。
他者の人格に気付けるまでは、中学生くらいまでかかる、との事でした。

中学生って・・・あと10年!?!?!?

長い道のりだなぁ~・・・。


そう言えば、「今思うと自分は発達障害だったわ」と自覚されている大人の方から聞いた話なのですが・・・小学校の頃までは授業も聞かず、友達とも上手に遊べず、親の言う事も聞かず、好き勝手やってたんですって。
中学校の時にハタと「あれ?自分が好きに動くと、周りの人が迷惑してるぞ?」という事に気付いたそうで。それからは大人しく指示にも従えるようになって、進学も就職も出来たそうで…。

はは~・・・やっぱり10年は「ちゅき劇場」にお付き合いするのねー。

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